Steve Jobs氏の死去に関して思うこと
Apple製品が好きだった。今でも。 20年前に初めて触ったパソコンがMacで、初めて買ったパソコンもMacだった。 仕事上、Windowsも必要で持ってはいるけど、メインはいつでもMacだった。 MacはWindowsに比べて直感的でわかりやすい。 今でこそファイル名に拡張子がつくが、OS9までは拡張子はいらなかった。 アプリケーションが一つのフォルダに入っていて、そこに入ったアプリケーションをクリックすれば起動するという、ごくシンプルなUI。 だからiPhoneのあのUIができたのだと信じている。 システムフォルダの中も結構いじくりまわした。 いらないものをどんどん捨てて軽くする。 今はHDの容量も大きいし、メモリも16GBとか積めたりするが、触り始めた頃は、16MBのメモリが1万円とかする時代だった。 だからできるだけ余分なものは入れたくなかった。 当時の会社で買った外付けHDが500MB位だったような。 それから印刷会社へ行ったから、更にそこでもMac。 ここでかなりいろいろと覚えた。 当時はSteve Jobs氏がAppleから去っており、経営はかなりガタガタだったはず。 そこへ戻ってきたJobs氏が最初に作ったのはあの透明なiMacだった。 今は中国の物真似のことをボロクソに言っているけど、日本のメーカーだって透明iMacそっくりさんを作って、Appleからクレームが入り製造中止になるほどの影響力をもったメーカーに復活した。 更に音楽の聞き方を変えたiPod、携帯電話を変えたiPhone、誰も見たことのなかったiPad、 本当に世界を変えた人。 Jobs亡き今、Appleはどういった道に進んでいくのだろう。 期待と不安が入り交じる複雑な気持ちだ。 改めてSteve Jobs氏のご冥福をお祈りします。