随分前から、ハーレーも持っていないのにHOT BIKE JAPANを読んでいる。 今回から、編集長が変わった。 5年前まで編集長をしていた池田 伸氏に戻った。 結果から言うと、編集長が変わってからのここ5年のHOT BIKE JAPANは全く興味が持てなかった。 ほとんど流して読んでいた、または惰性で買っていたという程度の雑誌だった。 どんな雑誌でもそうなのだが、編集長が変われば当然編集方針が変わるわけで、それはそれで悪いことではない。 ただ、オレにとっては興味がないことが多過ぎた。 文章もオレにとってはつまらない物だった。 雑誌社の都合により(そのほとんどが売り上げによるものなのだろうか?)編集長が変わるということは、どこの雑誌社にもあることで、今まで自分で買って読んできた多くの雑誌は変わっている。そしてその度に編集方針が変わっている。 さすがというか、編集長が変わらない(オレが知っている限り)Bikers Stationは基本は変わっていない。 また、MOTO MAINTANANCEも(同じことの繰り返しということはあるにせよ)基本は変わっていない。 長年読んでいると、その時々でやはり興味がなくなったりする編集はある。 池田氏が戻ってきて嬉しかった。 全体を読む気になれた。 以前の編集長には申し訳ないが、HOT BIKE JAPANを一般の人に向け過ぎた。(それでも普通に考えたらマニアックな記事ではある) オレには馴染めなかった。 オレはもう42だし、新しく若い子が読むようになるだろう。 その時に『この記事ではマニアック過ぎて読まないのでは?』なんてこと考えないでほしい。 その難しい記事を読みながら自分の物にしていって欲しい。 オレの最初はそうだった。フロントフォークって何? キャリパーって? マスターシリンダー?という具合に。 でも、自分でバイクに乗るし、回りにも知っている人はいた。そして雑誌を読むと、ああこういうことねってなる。 自分で勉強したり、覚えたりしたことって、絶対に忘れない。 話は変わるが、 以前、今はもうなくなったクラブマン誌で元GPレーサーの八代氏が書いておられた。 スポンサーに遠慮せず書いていたら、スポンサーからクレームが入ったそうだ。 それでも八代氏は自分の信念を曲げずに書いたそうだ。 その時の記事をはっきりと覚えていないが、八代氏が降...